長崎県内にある両経済研究所によると、「6月号の産業動向では両者とも穏やかながら、大勢横ばい圏内ながらも、生産面を中心に幾分持ち直しの動き」とありますが我々情報産業も多忙さに反し景況感は、低迷しているのが実情であります。
その様な状況のなかで大変に残念でありますが、地場企業の研修事業を一手に担っていた株式会社 長崎ソフトウェアセンターが今期より事業を継続出来なくなりました。我々NISAとは密接な関係でありましたが、我々の力も足りずこの様な結果となりました。そこでNSCの代替策としては、長崎県産業労働部にご支援を戴き研修事業の一部を開催して頂く事で進んでおります。今年度は、予算措置がなされてないためにその一部となりますが、来年度は、さらに充実したものとなるよう、皆様とともに働きかけて参ります。
昨年の総会で協会名を情報サービス産業からサービスを削除し、情報産業協会として、サービス業でない会社にも入会して頂く事と致しました。その効果もあってか、今期に入り既に10社の入会がありましたことに衷心より御礼申し上げるとともに、更なる飛躍を目指して、協会発展のため、皆様とともに一丸となって努力致しますので、宜しくお願い致します。
『e−Japan』から『u−Japan』へ確実に技術革新が推進されている今日にあって情報産業の範囲が何処までをさすのか、その線引きが非常に難しい時代になったと思います。この事はNISA会員に取りましては、それだけITがあらゆる業種に取って戦略的ツールになったと云う事だと思いますのでむしろ歓迎すべき事だと思います。
前年度の報告で申しましたように、今期からはANIAと密接にコンタクトしつつ、地域に密着した将来展望を見出し、実行に移していきたいと思います。
そこで今期の重点活動方針として次の5点を掲げて参ります。
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1)会員拡大 目標100社
2)各委員会活動の活性化と事業の推進
3)会員間のコラボレーションの推進
4)研修事業の再構築と関連団体との連携によるセミナー等の充実
5)他県協会の情報収集し、皆様に有効な事業の推進
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以上5点を最重要課題として今期取組んでまいりますので、皆様のより一層のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。 |
社団法人 長崎県情報産業協会
会 長 石 橋 洋 志
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